このページではHUSKY(以下ハスキー)の三脚雲台について解説します。雲台についてどれがいいか悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
ハスキーの三脚はプロカメラマンにも人気がある信頼のブランドです。ぼくもハスキーの雲台を使っています。元々アメリカのクイックセット社が作っていましたが、現在ではトヨ商事が生産を引き継いでいるようです。
ハスキーの三脚はジュラルミン製で頑丈、シンプルかつ丁寧な作りで故障も少ないのがウリです。エレベーター機構を備え、脚のロックはねじロック式です。サイズも豊富に揃っており、頑丈故に重いという弱点を除けば非常にいい三脚です。
ハスキーの雲台のいいところは使い易さ、ロックの確かさでしょう。ハスキーの雲台は3WAY雲台です。評判によくあるように、ねじの締まりが気持ちいいですよ。他のメーカーを使っていた時と比べて、ガタが少ないように感じます(ガタってネジ締めてから微妙に沈んだりカクッとなったり、構図ずれるあの感じです)。コマーシャルフォトスタジオには持ってこいですね。
フォトグラファーの全体のうち、三脚の使用頻度が平均的にどれくらいなのかは分かりませんが、三脚はもちろん、雲台も適当には選べません。そもそも三脚を使う状況と言うのがブレを防ぐため、正確な構図を追い込みたいなど、精度を必要とする場合が多いです。三脚がガシッとしてても雲台のパン棒の締まりが悪かったり、ちょっとでもガタがあると撮影中のストレスになります。特にスタジオでは三脚を使うことが多いから、へたった雲台だとウンザリします。
どんな雲台がいいのかわからない場合は、ハスキーでまず失敗はないと思います。