ローライのアクセサリーの紹介です。ローライフレックスシリーズはタイプによってバヨネットの形状が異なり、それぞれバヨネット1型(Bay1)、2型(Bay2)、3型(Bay3)、4型(Bay4)に別れます。各々の互換性はありません。そこで主にはローライコードVb及び、ローライフレックスのテッサー、クセナーのBay1に使えるアクセサリーの紹介になります。
ローライのアクセサリーは専用のケースなどが用意されているものも多くコレクション性があり、ローライフレックスユーザーにはカメラだけでなくアクセサリーも人気があります。ネットオークションではケースだけで販売されていることもあることから、人気度合いを推して知るべしでしょう。
Bay1に使用できるレンズフードです。ローライコードの撮影レンズにかぶせます。バヨネット式でフード内側の溝をレンズ外周の突起に合わせてねじ込みます。外観のデザインはBay2、Bay3もそっくりですので購入の際は気を付けてください。ラバー製のフード、ローライ純正以外にサードパーティー製のレンズフードもあります。
ローライナーとはプロクサーレンズ、接写レンズのことです。ビューレンズ、撮影レンズの前面にそれぞれ取り付けます。
セットで使うのは二眼レフはご承知の通り、ファインダー用のレンズが別のためです。撮影レンズ側だけでも接写は可能となりますが、ビューレンズ側にも付けないと撮影像とファインダー像が一致しません。また、ビューレンズ側のローライナーはパララックス補正(視差補正)の役割もあります。ゆえにビュー側のローライナーは取り付けの向きがあります。
ローライナーには1、2、3とあり、撮影距離が変わります。数字が大きくなるほど被写体に寄れるようになります。そしておそらく製造の年代にもよるのかも知れませんが、同じローライナーでも2枚仕様のものがあったり、表記に違いがあったりします。写真はローライナー3と専用のケースです。
ローライコード専用の速写ケースです。ケースのストラップが短いので、撮影時に付けたままというのは向かないと思います。二眼レフにぴったりと合うカメラケースも見かけませんので、専用のケースがあると携帯に重宝しますよ。
ぼくの普段使いですが、ローライコードVbにはアルティザン アーティストのカメラストラップを付けています。
ローライコードのシンプルデザインには、細めのおとなしいストラップが似合うと思います。
ローライコードには平たいひものストラップであれば使えます。
ローライの二眼レフにはここで紹介した他にレンズフィルター、レンズコンバーター、クイックフィクス、プリズムファインダーなど、様々なアクセサリーが用意されています。その多くはもう中古でしか手に入りません。また見つかりにくいこともあります。必要なアクセサリーをお見かけになった時は、迷わず手に入れられるのが良いでしょう。