銀のパラソル

こないだ誤って道頓堀にビニールのパラソルを落としてしまった時のこと。突然、川からなお姉さんが出てきてびっくりしました。そらー、いかにも宗右衛門のキャバクラあたりに居てたっぽい土左衛門てなもんで。あんた今傘ほったやろ?金の?銀の?てか百均?て聞かれてね。ちょっと状況に引きながら銀のですって答えたら、銀のパラソル手に入れました。なんてイソップ物語みたいな話あるわけないね。最近のマイブームで、銀のパラソルを多用してるってお話をします。

 

まずはここで出てくるフォトグラファーにとってのパラソルのこと。パラソルとはその名のごとく、傘の形をしています。しかし雨具のことではなくて、ストロボのアクセサリーのことです。ストロボの光を直接被写体に当てるとどうしても硬く写りすぎるので、その光を和らげてコントロールするアイテムです。ライティングには欠かせません。いつも使うってわけではないけれど、必ずストロボとセットで用意しています。

ストロボメーカー各社も製造しているし、ライティングアクセサリー専門のメーカーもあります。ポピュラーな仕様で言うと、外面は黒で中面が白、中面のバリエーションとして銀もあります。または光が透過するような、全面白で薄手の生地のパラソルもあります。サイズは大、中、小、と様々あります。メーカーによって光の返り方やサイズが異なるような気もする。用途に合うものを見つけて下さい。

 

簡単にパラソルの説明が済んだので本題。今まで主にはオーソドックスに白のパラソル(白パラ)ばっかし使ってたけど、銀のパラソル(銀パラ)を手に入れたので織り交ぜて使うようになりました。パラソルのことでこだわるのは、主にはグラビア系の撮影のときです。ちなみにぼくが使っているパラソルは、クリエイティブライトの65cm径のパラソルです。知らぬ間にメーカーが倒産しちゃってました。サイズ感がぴったりで、コスパがいいので愛用しているけどメーカー無くなったかぁ。壊れたらP社のだな、C社は高いしS社は小さいサイズがないしF社のも場合によっては無くはない。

 

白パラより銀パラの方が集光性が高く硬質な光であるのですが、思ったよりこいつ硬いわー。芯と周辺で当たるとこ輝度差が顕著かなとか、コントラスト付けるにはこっちやろ、でももうちょい返り弱くて良かったな、けど半逆光で芯外して直で当てたら程よいハイライトにフレア入るかな、あ~やっぱりいつもの感覚で露出取るとハイエストが飛ぶからいちいちいろいろ考えなあかんやん、そのくせ回り過ぎひんのは助かるな…etc

 

つまり銀パラ使って楽しいんでるんですね。白こっちにするか銀あっちにするかとか、口に出さずに頭の中で一人でぶつぶつ。もう共有し難い萌え~な感じの感想文になりましたが、フォトグラファーとは道具に依存する職柄である以上、こういうのって時々はあった方が張りが出るでしょう。こうかなって考えて撮ったものが、おおよそそのように撮れる。そうすると満足よりも、もっとこうしたいあぁしたいってなってきて、その繰り返しです。