フォトスタジオの弱点

フォトスタジオの弱点、これを明かすには忍びないのですが、それはずばり撮影のキャンセルです。コマーシャルフォトスタジオにせよポートレートフォトスタジオにせよ、予約されていた撮影がキャンセルされるというのはもの哀しいものであり、現実的にダメージは大きい。旅館の予約キャンセル至極、一週間前に、せめて3日前であればまだ仕方ないかなとか、他の予定に切り替えたり出来るからダメージは少なくて済みます。

 

 

七五三や記念写真を主に取り扱うポートレートスタジオの場合、カメラマンに加え他のスタッフに対して一人のお客さんに技術と時間を提供することでなり割っているわけだから、その一人のためにリザーブされた時間が商品とも言えるわけですね。その時間まるまるすっぽかされるというのは言ってしまえば食い逃げ同然のものです。痛いですね。

もちろんお客さんも人間だから、撮影当日にどうしても撮影予約以上に優先すべき予定が入ってしまったり、体調が崩れて撮影なんてテンションじゃないってことはもちろんあるし、そんな場合はもう御大事にと言うしかありません。

 

 

キャンセルを予防するためにキャンセル料金を設定したりとか、予約の時点でしっかりとアナウンスするなどというのは、どこのフォトスタジオでも行われているでしょう。実際来店のないお客さんに対して、また来店機会の少ない撮影事業でキャンセル料なんてなかなか取れませんがね。

 いやキャンセルしたのは申し訳ありません、キャンセル料金を払ったってお宅のフォトグラファーに撮影してほしい写真なのですと言ってもらえるフォトグラファーであればいいのでしょうけれど、そんなのいるかな。それならそもそもキャンセルなんかしないし。なかなかフォトグラファーの個性や特殊性というのが伝わらないのも、フォトスタジオの弱点と言えばそうか。

 

 

まぁキャンセルについてはどんなお店でも弱点と言えますかね。もしお客さんに望むことを許されるなら、せめてマナーとして連絡くらいは頂戴したいものです。