フォトスタジオの料金

しばしばユーザーからフォトスタジの料金に付いて、消費者的意見を伺うことがある。主には高いという声なのだが、では一体おいくらでしたらご納得頂けるのでしょうか?と問い返したくもなる。意地悪だなーと思って、喉元で食い止めるけれど。そもそもフォトスタジオの料金に相場というものはあるのだろうか?あると言えばあるし、ないと言えばない。 

例えば大手企業のフォトスタジオとなると、おおよそどこも似たような内容で同じような料金だと思う。個人経営と見受けられるフォトスタジオ及び写真館では、各々商品のラインナップからその料金まで様々である。フォトスタジオや写真館と言うとピンとこないのかもしれないが、その他大多数の商店と同じでショップである。(決して病院や弁護士などと言った、ハイソな職業ではないと筆者は思っている。)フォトスタジオにおける商品とは分かりやすいところからアルバムや写真台紙であり、貸衣装やその撮影空間そのものも含まれるし、ヘアーセットやメイクに着付け、さらにはフォトグラファーの技術である。

 

 

アルバムや台紙などはその物自体の価値があるので、値段で品質の良し悪しを判断しても差し支えないかもしれません。フォトスタジオの料金の相場を分かりにくくしているのはおそらく、サービス面や技術面、そして撮影場所提供の代金が反映されているためだと考えられます。サービスはフォトスタジオの接客意識に、そして撮影技術はフォトグラファーに依存するので提供側の設定になるし、撮影場所だってここでしか撮影出来ないような写真を作るためには、多大なコストが掛かっているのです。

さらには様々なクリエイティブのコラボレーションと言えるフォトスタジにおいては、メイクスタッフやデザイナーの技術料なども加算されるでしょう。それらあらゆるコストの集積が料金に表れているのです。

 

 

ここまで述べたように、フォトスタジオの料金は目に見えにくい部分の価値観が多分に反映されているため、ユーザーにとっては了解しにくい料金設定と捉えられるのかもしれません。ここで誤解しないで頂きたいのは、サービス料や技術料が加味されているからと言って例えば、撮影料金が他社と比べて高いから技術もその分相応に高いはずだとか、ディズニーランドのような接客対応を期待するというのは控えられた方がよろしいでしょう。

フォトスタジオなり写真館を探すということは、何がしか目的のある写真を必要としているときでしょう。それは就活用の証明写真であったり婚活用のプロフィール写真であったり、七五三か成人式か結婚式か人生における大切な記録写真を美しく残すために、その目的に最も相応しいと言えるかどうか、期待出来るかどうかという観点から比較検討するのが妥当でしょう。フォトグラファーにも得手不得手があります。子供写真館に成人式の振り袖撮影を頼むのか、コマーシャルフォトスタジオに結婚式のスナップを依頼するのか、果たして自分の希望がそのフォトスタジオで叶うのかを考える必要がありますね。ケーキ屋さんに大福を買いに行ったり、牛丼チェーンでビックマックを作ってもらうなんて感覚はそら恐ろしいですから。

 

 

その一枚が大切なものであればまずは、自分のニーズとフォトスタジオの得意分野がマッチするのかどうかを熟考し比較することが大事です。その上で予算に適うのならそのフォトスタジオの料金は、妥当と言えるでしょうね。