切り抜きとは商品の写真の輪郭を切り抜き、背景を合成する手法のことです。商品撮影では頻繁に行われます。商品を水平、真正面のアングルから撮影することも出来るようになります。webページはもちろん、チラシやカタログなどに掲載する際にも切り抜きは有用です。
切り抜き用に撮影した商品の例です。ラベルを真正面から撮影するため、透明の台の上に設置しています。商品の周りにある黒ケント紙は、商品の輪郭をくっきりさせるために使用しています。輪郭がくっきりしている方が、切り抜き作業がはかどります。商品が白い場合は、グレーの背景で撮影するのも効果的です。
上の商品写真の切り抜き後です。台と黒ケント紙が除かれて除かれて、商品のみの写真になりました。白い背景の上に配置することで分かり易いです。そして影を加えることで、違和感なく商品と背景を合成しています。
切り抜きではなく、背景も同時に使用する写真を角版と言うことがあります。あるシチュエーションを作っての撮影や、そのまま写真を使える場合は切り抜きを必要としません。
商品の下部の反射も含めて表現とする写真です。こういうパターンは、切り抜きより角版が良いでしょう。